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タンデムグッズご紹介
  LECTURE1 とても効果が高いリアボックスの装着
   
     
 

2人乗りで走行する場合、タンデムライダーの体は不安定な保持状態となる。そこで、利用されるのがマシンに装着されているシートグリップやシーシーバーのような背もたれだが、いずれも小型で十分な機能があるとは言い難い。タンデムを多用する場合、一番効果があるのが、マシンのシート後方に装着するボックス(トランク)だろう。このボックスは装着位置も高く、堅牢なため、タンデムライダーを安定保持するのに有効だ。製品によっては快適なバッグパッドも付くし、本体の脱着も可能だ。また、収納容量を増大させ、2人分の荷物をスマートに携行することもできる。装着時は、マシンのキャリアの重量許容数値や専用フィッティングパーツの有無が重要となるため、経験の多いバイクショップに相談すのがよい。

       
       

リヤボックス装着車へのタンデムライダーの乗車法

 

マシンにリヤボックスが装着されている状態では、タンデムライダーの乗車は多少の慣れが必要となる。ライダーとボックスのクリアランスに足(余裕がなければ膝)を先に入れ、シート上で一度体制を整え、ふらつかせないように乗車したい。この時、ライダーも前方へかがむなどして協力する必要がある。また、足場をしっかりと固め、ふられても転倒しないような準備が必要だ。

 
       
       

手早く乗車するのが基本

 

せまいクリアランスで足の行き所が無くなり、ライダーを引っ張ったり、勢い余って反対側に倒れないように事前に乗り込み法を決めておきたい。ボックスが大きく、ライダーとのクリアランスが少なければタンデムステップに乗り、足を先に入れる方法。ボックスが小さければ、その上を足を通らせ、一気に乗ることも出来る。

 
       
       

無理をして転倒しないように

 

タンデムライダーが不慣れな時や、子供、体力のない女性のような時は無理をせず、ライダーがマシンから降りてスタンドをきちんとかけ、ギヤを入れておいて固定を完全な状態にしてタンデムライダーの乗車をサポートしてあげよう。なにごとも事前のコミュニケーションが重要で、無理をせず、安全確実な方法を実行したい。

 
       
       

主なリアボックス

GIVI

 

KRAUSER

 

HONDA

 

HONDA-EU

     
パニアケースの代表メーカー。種類も多く、車両別の専用フィッティングも多く展開。ボックスは脱着可能で、ハイマウントストップランプを内蔵する機種が多い。   老舗メーカーとしての高い信頼性を持つ。マウントセットは流麗かつ剛健なもので、トップ&サイドケース両用。ボックスも様々なアイテムから選べる。   国内モデルには純正パーツとしてボックスが設けられている機種も多い。当然、専用品なのでデザインを崩すことなく、完全なフィッティングを可能とする。   輸入車用にはヨーロッパ純正パーツが用意される。各種ボックスからウインドシールドや、手に入りにくいレアものもパッセージグループで購入が可能。
 
第4回 LECTURE-2へ続く
     
 
第4回
LECTURE-1
第4回
LECTURE-2
     
     
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