まずは、道路の左端ギリギリまで寄せる。次にハンドルを右にフルロック。車体は垂直状態のままだ。ギヤを1速に入れ、アイドリングのままクラッチを徐々につなげばスルスルと動き出す。クラッチが作動する幅はわずかに2mm前後。繊細な扱いが必須となる。 |
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動き出したらハンドルはフルロックを維持して、両足を進行する分ばたばたと付いていかせる。視線は右ミラーの先くらいに向けておく。低速トルクの粘りがある4気筒マシンなら特にやりやすい。 |
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エンストしても車体が垂直で両足を着けているため、タンデムでも転倒の心配はない。この方法ならフロントブレーキを使ってもOK。下手にこじってUターンするより、結果的に早くて確実なのだ。 |