街中では周囲の車や自転車、歩行者などはバイクのことを見ていない可能性がある。そもそもバイクはソロでもタンデムでも小さく遠くに見えるものだし、遅い乗り物だと思われている。また、灯火類も小さめで周囲に存在をアピールしにくい。街中を安全にタンデムするには「雨の日のつもりで2割ペースダウン」が一番の方法だ。まず、減速は早めに行い交差点で停止する際には後続車への牽制を兼ねてポンピングによるブレーキランプの点滅を行う。ブレーキは常に用意しておき、自分の存在や意志を出来るだけ早めにわかりやすくアピール。ある程度なれたタンデムライダーなら、手を挙げてコミュニケーションを取ってもらっても良いだろう。 |