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正しい知識が安全の第一歩
  LECTURE2 スマートな乗降車
   
タンデムの基本が乗降車。大切なのはライダーとパッセンジャーがきちんと意思の疎通をはかることだ。ポイントは2つ。パッセンジャーは声をかけ、肩をたたいてから乗降する。ヘルメットをしているので声や音を聞き取りにくいからだ。
もうひとつは乗り方。リヤステップを使わずにいきなりシートに乗る方法と、ステップに足をかけてから乗る方法と2つあるが、状況によってやりやすい方、好みで良い。以上のことを事前に打ち合わせしておけばスマートに乗降車できるはずだ。
 
乗車
パッセンジャーはライダーに声をかけ、肩をたたくなどの合図をしてから乗車体勢に入る。シートの高いバイクはステップを利用しよう。
 
左足をステップにかけたまま、右膝を一旦シートに乗せて安定させる。ライダーはふらつかないようにしっかり車体を支える。
 
両足ともステップに乗せて体をまっすぐにしたら、ライダーとの間合いを計りつつポジションを確認して着座する。
 
着座したら、ニーグリップやグラブバーの握り方をチェックする。準備ができたらライダーに合図を送り発進の準備は完了だ。
 
 

 
降車
パッセンジャーはライダーに声をかけ、肩をたたくなどの合図をしてから降車体勢に入る。けっしていきなり降車しない。
 
一般的にリヤシートの位置はフロント側より少し高めなので、降車時に手で握る場所を確認し、注意深く足を着く位置もチェックして降車する。このときふらつきやすいのでライダー(運転者)は車体をしっかり支える。あるいはサイドスタンドを出して安定度を高める。
 
第1回 LECTURE-3へ続く
     
 
第1回
LECTURE-1
第1回
LECTURE-2
第1回
LECTURE-3
第1回
LECTURE-4
第1回
LECTURE-5
     
     
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